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夏はスマホ熱中症に要注意です!

真夏の炎天下では「スマホ熱中症」に要注意です!

真夏の直射日光や高温にさらされると、スマホも人間や動物のように 熱中症のような症状を起こすことがあります。

今回はスマホの熱中症について原因と対策を解説していきます!

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スマホ熱中症とは?

スマホ熱中症とは、気温の上昇に伴いスマホ本体の温度が推奨使用温度を超えてしまい

バッテリー膨張や動作の不具合を起こす恐れのある状態のことです。

 

iPhoneをはじめとするスマートフォンの推奨使用環境は、0℃~35℃とされています。

この推奨使用環境を超える、もしくは下回る温度下での使用により、スマホに様々な不具合が起こることがあるのです。

推奨される気温を超える使用環境は、炎天下の車内や強い日光があたる場所などが考えられます。

夏場では、気温が35℃を超えることも多く、車内や日向では、一時的に40℃~70℃まで気温が上がることもあります。

 

参照元 https://support.apple.com/ja-jp/118431

 

スマホが熱くなって起こる故障

スマホ熱中症が原因で起る故障は以下のようなことがあります。

・発熱

・動作不良

・バッテリーの劣化や膨張

 

発熱


代表的な症状は「端末の発熱」になります。

スマートフォンは推奨使用温度でも熱を持つことはありますが

スマホ熱中症になると触ることが出来ないぐらい発熱することがあります!

iPhoneの場合、高温になりすぎると「高温注意」のメッセージが表示され

一時的に使用に制限が掛かります。

 

iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合 - Apple サポート (日本)

このメッセージが出てしまったら温度が下がるまで待ちましょう。

 

動作不良


スマホ内部のCPUや動作に関係する精密部品は高温になると正常に作動しなくなる事があります。

スマホ熱中症になると、「画面がフリーズする」「急に電源が落ちる」などの動作不良が起こります。

この状態ではまともに使用できませんが、温度が下がったり、

バッテリー交換をすれば改善することがあります。

 

バッテリーの劣化や膨張


ッテリーの劣化

スマホに使用されているリチウムイオン電池は熱に弱く、

著しく高温になることで急激に劣化してしまい、電池残量の減りが早くなったり

突然電源が落ちるなどの動作不良を引き起こすことがあります。

劣化したバッテリーが回復することは無いので、バッテリー交換しか改善方法はありません。

 

バッテリーの膨張

バッテリー劣化とともに、スマホ熱中症を原因として起こりやすい

バッテリーのトラブルが、「バッテリー膨張」です。

バッテリーは劣化すると、内部にガスが溜まります。

ガスがたまり膨らんだバッテリーは、画面の部品や背面パネルを押し上げることがあり

画面とフレームに隙間ができることで、異常に気が付きやすいです。

 

画面浮きや背面浮きは、一見すると画面や背面とフレームを再度くっつけるだけで直りそうにみえますが、

バッテリーが膨張したまま無理に画面をフレームにくっつけようと押し込むことで

バッテリーに負荷がかかり、爆発や発火を引き起こす可能性もありますので、絶対にやめましょう。

 

適切な対処とNGな対処方法

適切な対処方法


電源を切る

電源が入っていて、通信していたり画面が動作していたりする状態だと

内部の精密部品も機能し続けているために本体温度が下がるのに

時間が掛かってしまうのでまずは電源を切りましょう。

 

ケースやカバーを外す

スマホをケースに入れているならケースから外しましょう!

ケースに入っている状態だと熱が籠ってしまい放熱が上手く出来なくなります。

また、ケースは外した際に画面や背面パネルが浮いていないかも確認しておきましょう!

 

扇風機の前に置いておく

急激な温度変化は内部で結露を起こしてしまう恐れがあるので

自然風でゆっくり温度を下げましょう!

 

NGな対処方法


前述では適切な方法を紹介しましたが

次は、結構やりがちなNGな対処方法を紹介します。

・冷蔵庫や保冷剤を使用する

・水や氷につける

 

NGな方法 冷蔵庫や保冷剤を使用する

冷蔵庫に入れたり保冷剤を使用すると、スマホが急激に冷えてしまい

急激な温度変化が起こり内部で結露が起こってしまいます。

内部結露が起ると、水滴が基板やバッテリーにかかり内部でショートを起こしてしまい

起動不良や水没状態になってしまいます。

 

NGな方法 水や氷につける

氷水に入れることで、内部に水が侵入し基板がショートする可能性もあります。

近年のスマートフォンは高い耐水・防水性能を売りにしていることも多いですが、

ほとんどの場合常温の水での防水テストしか行われておりません。

加えて、防水性能は年月を経ることで劣化していくものですので、過信しないようにしましょう。

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