木津川市市坂古川 よりiPhone14の充電不良をご相談いただきました。
ドックコネクター交換修理
本日は木津川市よりiPhone14のドックコネクター交換をご依頼いただきました。
ドックコネクターとは充電ケーブルの差し込み口にあたる部品です。
この部品が故障してしまうと充電ケーブルをうまく感知することができず
充電ができなくなってしまいます。
今回の端末だと充電ケーブルを普通に差しただけでは反応が出ず、
上向きに上げないと充電ができない状態でした。
ドックコネクターは単に充電口としての役割を果たしているわけではなく、
スピーカーの端子やマイクなども一体型になっている部品であり、
かなり複雑な構造となっています。
部品交換後は通常に充電ケーブルを差してきちんと反応が出る状態へと復旧しました。
画面やバッテリーの交換とはまた工程が異なり、
さまざまな部品を外したり、内部基板を持ち上げるなどといった工程が必要であるため、
修理時間は1時間半ほどいただきますがデータもそのままの状態でお返しが可能です。
ドックコネクターが故障する原因
今回のようなドックコネクター故障は意外にも多いのですが、
故障してしまう原因としては、
・衝撃による充電口の変形
・水没によるショート
・経年劣化
などがあります。
この中でも一番多いのが経年劣化による故障です。
やはり充電ケーブルの抜き差しを頻繁に行う箇所なので、
摩擦などの負荷によって機能性が衰えてしまうことがあります。
また、充電不良の原因はドックコネクターの故障だけに限りません。
よくあるのが充電ケーブルの故障です。
充電ケーブルはかなりデリケートであり扱いによってはすぐ断線してしまったり、
また安物だとiPhoneとの互換性が乏しいため充電不良が起きてしまうことが多いです。
なので、充電ケーブルはApple純正品かAppleの認証を受けているものを使うことが好ましいです。
もう1つ、内部の基板の故障によって充電不良が起きてしまうこともあります。
基板が故障してしまっての充電不良の場合は、
今回のようにケーブルを上に上げれば充電ができるといったことはなく、
どうやっても充電反応が一切出ないという状態になります。
基板について
基板とはiPhone内のすべての部品を配置している板のことです。
今回交換依頼をいただいたドックコネクターや、
画面、バッテリー、カメラなどはこの基板からの配電を受けて
各機能が果たせるようになっています。
この基板に関しても落下衝撃や水没、また自然劣化によって
故障してしまうことがあります。
基板の故障によって充電不良が起こることもあるとご説明しましたが、
実は基板が故障してしまうと電源自体入らなくなるといったことがほとんどです。
部品交換を行っても症状が改善されない場合は、
その部品を繋いでいる基板が故障しているという判断になるのですが、
当店では基板の修理も可能となっております。
基板修理はかなり高額な修理ではありますが、
内部のデータも合わせて復旧ができ、また本体交換よりははるかい安い価格で復旧できるため、
もし基板の修理が必要となって場合でもぜひ当店にお気軽にご相談ください。